
生贄にされた元婚約者、実はファラオの王妃
博物館のエジプト史研究員ノーラは、婚約者ダミアンと親友クロエの裏切りに遭い、黄金の財宝を示す地図を狙う二人に拉致され海底ピラミッドへと連れ込まれる。しかし二人は知る由もなかった――ノーラこそが、数千年前のファラオ・ラムセスの王妃ネフェルティティの生まれ変わりであることを。 呪われた甲虫、死者の書、襲い来る生けるミイラ――絶体絶命に追い詰められたノーラの喉元に儀式の刃が迫り、その血がファラオの石棺の中へ流れ込んだ瞬間、数千年もの間封じられていた棺の蓋が静かに開き始める。 財宝を手に入れたと歓喜するダミアンとクロエ。だが二人が自らの手で目覚めさせたのは、五千年の眠りから蘇ったファラオ・ラムセス――彼ら自身を地獄へと突き落とす破滅の始まりだった。



































