シャドウ一族のアルファであるアルドリッチは、幼い頃に命を救ってくれた恩人への執着から、一族が決めたルナであるヒラリーを迎えることを拒み続けていた。アルドリッチは母の形見である月のネックレスを肌身離さず持ち、かつて小さな少女が「心の血」で自分を救ってくれた記憶を大切にしている。祖母のマダム・サニーが死をもって婚約を強要しても、彼は恩人以外の女性と結婚するつもりはないと頑なに拒絶する。一方、新婦のヒラリーは、実の父親であるブレイド一族のアルファ、ブラッドリーから過酷な虐待を受け、命を狙われていた。ヒラリーが絶体絶命の窮地に陥ったその時、アルドリッチが金色の光と共に現れ、自分の運命の恩人とはまだ気づかぬまま、彼女を救い出す。
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