主人公の張易は、玉京山の修为の低い捨て子だと自認していたが、偶然、鉄筋が頭に貫通した張家主に出会う。その場にいた昆仑の仙師と白眉真人(はくびしんじん)は、金丹期(きんたんき)の末流であり、人を救うために必要な「大羅聖境(たいらせいきょう)」の功法は使えないと名乗る。張易は師父の教えによる間違った認識から、金丹期が大羅聖境よりもはるかに上だと考えており、皆が見殺しにすると嘲笑し、「末流中の末流」である自分にこそ人を救えると主張する。娘の張晴雪(ちょうせいせつ)の懇願と皆の阻止にもかかわらず、死の淵にあった張家主は張易に謎の信頼を寄せ、断固として彼に鉄筋を抜くよう促す。張易が手を下ろそうとしたまさにその時、張家主の気数を象徴する龍涎香(りゅうせんこう)が燃え尽きようとしており、状況は極めて危険になる。
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