オランディア皇太子エリアスは、側近ロレンツを伴い婚儀の寝室へと向かう。ロレンツは、宿敵であるゼルデン公爵アウグスティヌスが、エリアスを公然と辱め失態を誘うために「極めて肥満な私生女」を花嫁として送り込んできたと忠告する。旧傷と戦争のトラウマによる幻覚に苦しみながらも、薬を拒絶したエリアスは、この侮辱に自らの手で決着をつけると誓う。しかし、寝室に踏み込んだ彼がベッドに花嫁の姿がないことに気づいた瞬間、闇に潜んでいたセラフィナの奇襲を受け意識を失う。倒れ伏した「帝国の刃」を見下ろしながら、セラフィナは嘲りの囁きを漏らす。
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