セラフィナ・レーンは、寝台で重傷を負い意識不明のまま猛毒に苦しむエリアス皇太子を発見する。エリアスは悪夢の中で、10年前に襲撃された際の凄惨な光景を繰り返していた。脈診により彼が神経毒に侵されていることを知ったセラフィナは、「恩を売っておくのも悪くない」と考え、一族に伝わる秘技「神針」を用い、王室の銀針で毒の排出を試みる。黒い血を吐き出したことで、エリアスは一命を取り留めた。夜が明け、正体が露見することを恐れたセラフィナは、心脈を安定させるための最後の一針を打ち、慌ただしくその場を去る。その後、駆けつけた護衛たちが意識を取り戻したエリアスを発見する。エリアスは、謎の女が自分に危害を加えようとした敵対者だと誤解し、全城を封鎖して彼女を捜索し、必ず代償を払わせると激怒する。
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